TMA引張

( pdf形式、370KB )

TMA圧縮

( pdf形式、329KB )

DSCパン

( pdf形式、79KB )

温度変調DSCの測定例(ポリ乳酸樹脂)

( pdf形式、616KB )

予約状況
場所 滋賀県工業技術総合センター(栗東) 電話:077-558-1500
料金表コード S28
機器/試験名称 熱分析装置
商品名 熱分析装置
メーカ名 ティー・エー・インスツルメンツ
型式 DSC 2500SR、TGA Q500SR、TMA Q400SR
仕様 条件により大きく測定時間が変わるため、1測定の時間を計算して予約をお願いいたします。
昇温速度(通常5〜20℃/min)、到達温度、昇温・降温サイクル、終了後冷却時間などを要検討。
基本は、全て窒素雰囲気下での測定。

【示差走査熱量計(DSC) (温度変調対応)】・・・融解温度・熱量、ガラス転移温度など熱の変化を測定
  測定可能温度範囲:-90℃〜550℃
     ※サンプルの分解温度に近い測定は出来ません。
      特にフッ素、塩素、硫黄を含む樹脂などは、融点測定は腐食のため出来ません。
     ※分解温度が不明の場合は、先にTGAかTG-DTAで分解挙動の確認が必要。
  試料重量    :5-10mg程度
  試料形状    :粉状、板状(1×φ4mm 以下) ※右上添付PDFファイル:DSCパン参照
  オートサンプラー:54点
     ※試料容器:標準パン、ハーメチックパン(簡易密閉容器)等。
     ※温度変調測定(m-DSC):可逆成分・不可逆成分の分離が可能(別添測定例参照)。

【熱重量測定装置(TGA)】・・・昇温による重量の変化(蒸発、微量分解など)を測定
  測定可能温度範囲:r.t.〜1000℃
  分解能     :0.1μg
  試料重量    :最大1g(通常5〜10mg程度)
     ※試料は粉体、固まりで結果が変わる事が多いので注意下さい。
     ※ダイナミック測定:分解温度が近い成分の分離検出が可能。
  オートサンプラー:16点

【熱機械測定装置(TMA) 】・・・膨張率(収縮率)、軟化などを測定
  測定可能温度範囲:r.t.〜1000℃(室温以下の測定の場合は -150〜500℃)
  感度      :15nm
  荷重      :0.001〜1.0N
  試料寸法    :最大φ10×25mm(圧縮φ3〜、針侵入モード)
           最大0.7mm×5mm×20mm(引張モード)
  プローブ直径  :Penetration(針入)     0.89mm
           Expansion(膨張)      2.54mm
           Macro expansion(マクロ膨張)6.07mm


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滋賀県東北部工業技術センターにも同様の装置(DSC,TG-DTA,TMA)があります。
http://info.shiga-irc.go.jp/public/115m00_bihin.php?kinou=list&KNO=S06&SCD=4&RtKbn=2-3

高温対応型(TG-DTA〜1,100℃、TMA〜1,200℃)は信楽窯業技術試験場をご利用ください。
http://info.shiga-irc.go.jp/public/115m00_bihin.php?kinou=list&KNO=V24&SCD=2&RtKbn=1-2
備考 ※DSC
・温度変調モードを用いることで、以下の成分を分離することが可能になります。
・可逆成分の例 :ガラス転移、融解、熱容量 など
・不可逆成分の例:エンタルピー緩和、結晶化、脱水、硬化、融解 など

※TGA
・有機物の分解はTG-DTAをご利用ください(揮発成分の少ない分解のみTGAで可能)。
・TGAの重量精度は、TG-DTAより高い・安定している場合がある反面、DTA(熱変化)が無く情報が少ないため、機器の検討をお願いします。

※TMA
・試料は、熱伝導性の影響のため、細い(薄い)方が望ましい。
・圧縮試験は、自立が必要なため、3〜5mm程度の角柱か円柱など(上面・下面が平行の必要あり)。
・薄くするた中心に穴の開いたチューブ型が理想。
・金属・セラミックの焼結温度近い測定は、石英板(試料断面よりも広い)を持参頂き、上下を挟めば大きく変形(曲がる崩れる等)しない範囲で可能。
・TMA冷却時間の目安(室温:約23℃)
     200℃ → 100℃:10分
     200℃ → 50℃:20分
     200℃ → 40℃:30分  

■利用の際は電話確認と来所時には利用者登録をお願いいたします。
https://info.shiga-irc.go.jp/public/311m00_kari.php  

■データ(CSVデータ、PDFの印刷イメージ)の持ち帰用に、必ず新品のCD-RW、CD-Rを持参ください(USBメモリは、使用出来ません)。装置では、紙印刷も出来ません。
用途 熱的変化、融点・沸点・ガラス転移点・結晶化温度・分解温度・反応熱測定、線膨張率測定
取得日 平成28年10月26日 (2016年10月26日)
設置場所 高分子化学機器分析室
使用料 1750円 / 時間

※県外(関西広域連合は除く)からの申請につきましては、2倍の使用料・手数料となります。

使用料(増分) -------

※県外(関西広域連合は除く)からの申請につきましては、2倍の使用料・手数料となります。